おこめの不妊治療記録

おこめの不妊治療記録

不妊治療中のアラサーの記録と気持ちの整理

貧血がひどかった時の話


ずっと不正出血があって、ひどいときは夜用ナプキンが30分も持たない
落ち着いてても、出血を気にしながら出かけないといけなかった

病院に行ってジェノゲストを飲み始めたけど、出血は相変わらず
タイマーでしっかり時間を決めて飲んでも止まらない
半年したら落ち着くからと言われていたけど
結局落ち着くどころか貧血がひどくなって、生活がままならなくなった

朝起きるのがつらいのは毎日のことだけど
食欲がなかったり、食後に動悸がしたり、ちょっと走っただけで息切れ動悸
家の階段がのぼれない、家事ができない等々
貧血放っておいたらだいぶひどい目にあった

病院かえて、鉄剤処方してもらったらだいぶましにはなったけど
出血が止まらないから、隠れ貧血のまま鉄剤が手放せない状況

仕事も休みがちになって、当然お給料も減った
病院に行って症状を訴えても、「あと少しの我慢」
うーん・・・我慢とは言っても、こんなにしんどいこといつまで我慢すればいいの?
って思ってた。
血が止まらない限り、貧血か調べるために採血も欠かせないし
採血すると、血管が弱ってるのかすぐにあざになってしまう
そんなことでメンタルもどんどん弱っていった

たかが貧血でも、わたしみたいに元がネガティブだとここまで落ち込むから
貧血は早急に治療した方がいいと思う

ジェノゲストをやめて一か月


先月の初めに飲むのをやめて、病院にも行かず
その間に入籍が決まり、妊活を始めようと決めたり
環境と心境の変化が多かった1か月

両家それぞれの挨拶とか両家顔合わせの料亭に下見に行ったり
お祭り、海、誕生日と、とにかく忙しくしてました

仕事は有給使って週3日とかしか働かない週も多くて
予定は詰まってたけど、のんびりしたなーっていう感じ

ジェノゲストをやめてから、すこぶる調子が良かった
血も出ないし、貧血に悩まされることもなかったし
本当にやめてよかったなと思ったくらい

ふつうに生理がくるだけでも憂鬱なのに
それがいつ終わるか分からない不正出血が続くと

「何のために治療してるのか分からない」
「薬を飲んでるのに貧血で体調が悪い」
「何もできない自分に嫌気がさす」
「更年期症状でつらい」

とにかく毎日がしんどくてイライラしてた

でも、単純なわたしだから
出血が止まっただけでものすごく楽になった
精神的にはもちろんだけど、身体的にも

薬をやめたら1か月程度で生理も始まるって書いてて
「でも、もともと不順なのに来るのか?」
って思っていたら、きた
本当に薬をやめてちょうど1か月で

生理がちゃんとあったころから過多月経だったことをすっかり忘れていて
1日、2日目の量がとんでもなくて「死ぬかもしれない」と思った
1日目に至っては薬が全く効かないし
2日目も劣ることなく生理痛(ただ薬は効いた)

3日目から徐々に減って、4日目はちょっとつナプキンにつく程度
なのに、トイレに行って拭いたら、トイレットペーパーには結構血がつく・・・

「終わりなのか?それともまたダラダラ続くのか?」

と思っていたら、5日目にあたる日は全く血は出ず、代わりにちょっと茶おりがつく程度

だけど、今まで不順でかつダラダラ続いてた血があっさりと止まった
ジェノゲストで体内のホルモンバランスでも整ったのか?と思ったり

今までは、こんなものだろうと思って
薬にも頼らず、寝こみもせず、ただ我慢してるだけだった
「生理痛ってこんなにきつかったんだな」って、自分のことなのに他人事みたい

わたしの病気は妊娠したら、生理が止まることで進行は遅れるけど完治するわけはない

それに妊娠しても、流産と早産の可能性は高いし
着床率だってきっと、ずっと低いと思うし
正産期に産むことはないだろうし
おそらく帝王切開になるだろうし
リスクしかないように思うけど、それでもこどもがほしい

挫折した基礎体温もつけ始めて1か月たつけど
グラフガタガタだし、低温期の方が長いように思うから
やっぱり無排卵なのかなって思う
一度そう言われてるしね

最初から一般不妊治療を考えて、妊活を始めます

ジェノゲスト、飲むのやめてみた結果

 

去年の11月から半年くらいジェノゲストを飲んでいたけど
薬が切れるのと同時に、いったん服薬を辞めることに。

正直この半年はずっとつらかった。

自分のためにとりあえずのまとめ。

「子宮腺筋症」って調べてみると、30代から40代の半数弱に発症する良性疾患

でも、ネットで調べてみても、出産した後の方のブログが多くて
手術で子宮を全摘する治療をされた方ばかり・・・
なかなか、これから妊娠を希望します!出産をします!
っていう情報を見つけられなかった。

こどもを産まない覚悟もできずにいたけど、副作用もつらくて薬もやめたかった
「子宮なんか取っちゃった方が楽なんだ」
って思ってやけになってたときもあったけど(半年でって思われるかもしれないけど)
それでもこどもが欲しいと思った時に、あまりにも情報が少なくて
結局頼れるのは病院しかないと思った。

副作用も実はしっかり説明は受けてないけど、自分で感じたものとして
・耐えがたいくらの眠気
・半年間ずっと続く不正出血
・下腹部痛
・出血による貧血
・貧血からくる体調不良
・更年期症状
・気分の落ち込み

ぱっと思いついたものがこれくらい。
とにかく、薬を飲み忘れないようにしないといけない!っていうのもストレス
出血が続くのもストレス
完治はしないのに終わりが見えない治療もストレス
完治しないのに何のために治療してるのかわからなくてイライラすることも多くて
理不尽にまつげくんに八つ当たり。
毎月の病院代と薬代が金銭的にも圧迫して、それもストレス
とにかく、薬を飲むっていうだけですべてがストレスだった。

それならもういっそ薬が切れるタイミングでやめてみようって思った。

やめた翌日は大量に出血し、2~3日してもダラダラと出血。
4日目くらいになくなってきて、5日目で完全に止まった。
血がとまっただけでものすごく気分がいい。

ナプキンを変える必要もないし、気にして出かけなくてもいい。
当たり前のことがこんなに楽なことなんだって、改めて思った。


薬をやめて10日くらい経ったけど、今のところは何も問題なし。
もともと無排卵だって言われてたから、この先また不正出血がダラダラ続く可能性は高い。

とりあえず、1ヶ月程度基礎体温つけて、それからまた病院に行くことに。
その前にまつげくんのお母さんに話を聞いてもらったりしにいく予定。

子宮腺筋症は子宮自体が大きくなる病気っていうのもあって
卵管がつまってるんじゃないかと思ってるし
そもそも無排卵だしで、自然妊娠は厳しいかなっていう部分も大きい。
じゃあ、不妊治療はどこまでするのか?
何歳までにできなかったらあきらめるのか?
今からそんな話もしておかなきゃなと思ってる。

せめてひとりはほしいから、頑張るしかないと思ってる。

 

いずれ子どもが欲しいなら定期的に健診にいくべき

 

 いずれ子どもが欲しいなら、恥ずかしがらずに定期健診にいくべき

婦人科の内診台って独特だし、診察も恥ずかしい…と、診察を遠ざけている若い女性は多いと思います。

でも、いずれ子どもが欲しいと思っているなら、定期的に婦人科で健診を受けるべきです。

 

インフルエンザで病院にかかって分かった「貧血」

20代も半ばの年明け、インフルエンザで病院にかかった際、看護師さんに「貧血がひどいんじゃない?」と言われました。

それと同時に「女性は定期的に婦人科にかかったほうがいい」とも。

 

初潮が早かった割には生理周期が安定せず、何か月もこないことは当たり前、たびたび不正出血に悩まされていました。

看護師さんの言葉もあり「一度生理不順について相談してみよう」と軽い気持ちで婦人科に行くことを決めたのです。


ネットで調べて、女医さんのいる病院へ

初めての病院はビルの中にある清潔感のあってきれいな病院でした。

受付をして、看護師さんの問診、内診、先生の説明と、至って普通の診察でした。

 

人生初の婦人科、初めての内診台、何より内診台が嫌で婦人科を避けていたこともあり恥ずかしさで死にたくなったことだけは覚えています。


診察の結果、「子宮腺筋症ですね。経過観察のために半年後に再受診をしてください」

 

「子宮腺筋症がどんな病気なのか?進行したらどうなるのか?」という説明もなく(覚えてないだけかもしれないけど)
「恥ずかしい思いをしたのにこんなものか」と思いだけが強く残り、半年後の受診はししませんでした。

 

不正出血が続いてたけど、それも「いつものこと」

相変わらず不正出血が続き、それまでは茶色だったものが真っ赤になり、2~3か月出血が止まらくなりました。
夜用の大きなナプキンも1時間も持たずに漏れてしまい、「いよいよまずいな」と感じ始めたころ、まつげくんにも病院に行くように強く言われ、仕方なく病院に行くことを決めました。

 

今度はネットで調べた、近所の個人病院に行くことに


少し古びた建物の受付はおばちゃん、看護師さんもベテラン感漂うおばちゃん、先生はおじいちゃんだったこともあり、最初の嫌な思い出もどこへやら。


エコー検査は画面も一緒に見て説明してくれました。

(この時はエコー検査の機械入れたまま、カーテン開けて顔合わせる先生ってきっとあんまりいないんじゃないかと思いました。)

 

診断は「多嚢胞性卵巣症候群


内診を終えて診察室に通され、椅子に座ると説明を始めるおじいちゃん先生。

優しい口調で、丁寧に説明を始めました。

聞きなれない医学用語をぼんやりと聞いていたけれど、排卵していないこと以外は分かりませんでした。

排卵してないってことは、やっぱりこどもはできないってことか」ということしか考えられませんでした。

 

 

出血が止まらないことを伝え、ひとまず薬を飲むことに。


それでも出血は止まらずおしりに筋肉注射を打ちましたが、この注射が本当に痛かったのです。

なにせ、筋肉注射ですからね。


打ったときも痛かったけれど、その後注射を打った部分が腫れ、座っているだけで痛かったです。

仕事はデスクワークのため長時間の座りでしたが、半分しか座れませんでした。

 

出血が治まり、ホルモン剤漢方薬での治療を開始

 

「無排卵だからすぐにこどもが欲しいなら排卵誘発剤排卵させるけど、どうする?」と先生に言われました。

 

「いずれこどもはほしい」と伝え、ホルモン剤プレマリンデュファストン)・漢方薬(温経湯)で自然排卵を促す治療を始めました。

 

わたしのなかで、生理がこないという現実が「こどもは望めない」に直結していました。
「いずれこどもがほしい」と言いつつ、本当はそう思ってなかったのです。


とりあえず、その場をうまくやり過ごす言い訳に過ぎないと思っていたけれど、こどもは望めないかもしれない現実が、じわじわと心を蝕んでいきました。

 

たまたま見つけた日記


「こどもはほしくない。でも。産めないと知ったらきっと後悔する」
っていうことが書いてあって、まさにその通りだと思った。

毎月病院に通って、毎日薬を飲んだけど、結局効果がなくて、薬代だけが高くなっていった。
先の見えない治療が嫌になったこと、仕事を辞めたことで金銭面もきつくなって病院に行くのもやめた。

それからまた不正出血が続き始めて、近所の有名な産婦人科にかかることに。
助産院も併設してる比較的大きな病院で、きれいなところだった。
でも、とにかく妊婦さんが多い。それも子連れの。

「すぐに妊娠は希望してません」
って言ってはいたけど、子連れの妊婦さんを見るのが正直つらかった。

 

今思うと、こどもができないことがつらかったのは、こどもがほしかったからかなって。

 

ここでも診断は最初の病院と同じ「子宮腺筋症」

 

「ピルかホルモン治療か決めてまた診察にきて」
とあっさり診察終了。

 

この病気に対してはどっちがいいのか?どういう違いがあるのか?
よくわからなかったから

「どっちがいいですか?」
って聞いたら

ホルモン剤での治療がいいかもね」
くらいの返答。


どのくらいの服用で効果が出るのか、副作用はないのかとかそんな説明もなし。
ただ面倒臭そうに答えてるように見えた。

結局ホルモン治療を選んだけど、待ち時間の長さと、待合室のつらさが耐えられず・・・
3か月は薬だけをもらっていたけど、それもやめて別の病院に通うことに。

産婦人科」は、わたしのように妊娠を希望してない人間がいくところではない
妊娠を希望しないのに行くのが間違ってる
そう思って、また病院が嫌になった。

今度は会社のそばにある女医さんのいる病院。
まつげくんについてきてもらったけど、男性は待合室にすら入れないところだった。

 

最初の診察は代診の大学病院の先生。なんか嫌な感じだった。
これまでの診断結果を話したら、
「腺筋症もあるし、多嚢胞性卵巣症候群もある」とのこと。
前の病院でもらってた同じ薬と、鉄剤を処方されて終わり。

この後半年ほど通ったけど、
・3回に1回くらいしか院長先生じゃないこと
・毎回超音波検査をするわけじゃないこと
・看護師さんと先生の連携ができてないこと
・「もう少し我慢するしかない」しか言われないこと

薬が切れるタイミングで通院も中止

薬が合わないのか、貧血がひどかったのか、どっちもかもしれないけど
とにかく体調が悪い日が続いて、それでももう少し頑張れば落ち着くんだって思っていたけど
先生に「もう少し我慢するしかない」って言われたのがどうも納得できず・・・

「女性だからわかることがある」とうたっているわりには言ってることはそうでもないなって。

 

ここまでの病気のことを一気に書いたけど、とりあえず後で書き直す。笑

薬のことも、病気のことも正直自分自身わかってない部分も多くて
そもそも腺筋症自体あまり情報もないしって部分もあって
ネットで調べるくらいしかできない状況。

治療法もまだ確立はしてないし、薬が有効だとは言っても
効果に対して副作用が大きくて(わたしにとっては)
毎月続けるには金銭的にも、身体的にも余裕がない状況。
完治するわけでもないし、ずっと付き合っていかないといけないのなら
いっそ子宮ごと取ってしまった方がいいと思ったりもしたけど
それができずにいたのは、ホルモンバランスが崩れることもだし
それ以上に、完全にこどもが産めなくなるっていうことの方が大きい。

こどもが産めないかもしれないって思った時のショックは大きかった。
こどもを産まない言い訳を、産めないことにしてた。

だけど、そんなわたしを救いあげてくれたのは、やっぱりまつげくんで
ずっとそばで支えてくれたのもまつげくんだった。

やっぱりこの人を「父親」にしてあげたいし、この人と家族になりたいと思った。

だから、結婚前からの妊活をすることに。

その話はまた今度

クロミッドを飲み始めて2周期


9月、10月ととにかくバタバタしてました。
結婚しました。(唐突)

9月に無事に顔合わせをして、10月の記念日に婚姻届を提出し、受理されました。
結婚しました。(2回目)

会社では特に結婚報告もせずにいるため、いまだに旧姓を名乗り続けている。
そんなわけで、未だに旧姓名乗ってしまうことが常。

「(旧姓)…あ、(新姓)です!」
ってな具合に。

そんなバタバタな中、11月に予定していた引っ越しも前倒して入籍の前に。
もともと一緒に暮らしていたから、生活に大きな変化もなかったけど・・・
LDKから3DKに引っ越し、部屋がとても広くなりました。

 

落ち着いた頃に病院に通い始めて、クロミッド2周期目。
1年近く飲んだジェノゲストのおかげなのか、生理周期が整った模様。
ただ、自力排卵はできないようで(ホルモンの問題)、やっぱり薬に頼る状況。

飲んでも排卵しない人もいるらしい「クロミッド
正直、排卵しないと思ってました。
(だって、発症率1%の子宮腺筋症引き当ててるから。笑)
注射の併用も考えていたけど、無事に排卵したとのこと!
(病院で確認してもらって、体温もきちんと上がったから確実)

だけど、クロミッド1周期目は撃沈。
体温がうまく上がらないから、黄体ホルモンが足りないのだろうな・・・と。
黄体ホルモンの検査に関しては、今周期の高温期に。

黄体ホルモンが少ないと、着床しにくかったり
できても妊娠継続が難しいっていうのは有名ない話。

「そう考えると今周期はまた捨て周期なの?」

って思ったりもしたけど、先生がやたらと「頑張ってきて!!」っていうから、可能性はゼロではないのかなって思っています。

クロミッド2周期目、生理開始から5日目の本日から開始です!

わたしたちのところにくる子だから、のんびり屋さんだろうなーとは思ってるけど、早く会える日が来るといいな。
それまでは今できることをしっかりとやっていこうと思います。

とりあえず、今周期も頑張る!